フランス語で『Les saveurs du palais』を学ぶ 序章

アンスティチュ、今期ももう終わろうとしていますが…

今回のテーマはカトリーヌ・フロ主演の『Les saveurs du palais』(直訳:宮廷の味)。
日本未公開作品なので、日本語字幕で解釈していない分、難易度もアップ。
(ギャガ配給で日本公開が決定してるようです)

2661/13029″ target=”_blank” rel=”noopener noreferrer”>

先週オランド大統領が来たのに、もうビックリするくらい報道されていなかったけど。
この作品で出てくるのは同じ「フランソワ」でもミッテランの方です。

実話で、カトリーヌ演じるHortense LaborieはDanièle Delpeuchのこと。
当時のニュース⇒「DANIÈLE MAZET-DELPEUCH – Les saveurs du palais à Auckland
彼女の自伝が原作。

ミッテランがうわーっと叩かれる辺りの時代、
フランスのペリゴールという田舎町在住の女シェフが大統領専任として雇われました。
やたら凝ったフランス料理よりも、「おふくろの味」を好むミッテランは、オルタンスの作る料理にすっかり魅了されます。
が、しかしそこはエリゼ宮、新参者が認められるのは気に食わない長年勤めるシェフもたくさんいる。
そして次々と彼女に試練が襲ってきて…

というあらすじ。

ミッテランを演じるのはJean d’Ormesson。
本業は作家さんです。ゴダールの『愛の世紀』にも出ていますが、実質この作品が初演技。
だけど彼の演技は高評価だったそうです。

2661/13030″ target=”_blank” rel=”noopener noreferrer”>

Une fete en larmes

ジャン=リュック・ゴダール愛の世紀+アンヌ=マリー・ミエヴィルそして愛に至るDVD BOX 2枚組

エリゼ宮の中が見れる!と楽しみにしていたのですが、実際はそんなになくって。
まあいろいろ制限があるんだろうけど。
食べ物のシーンも意外と少なくて(ほんとはこっちの方が楽しみだった)
飛行機の中で見た時は半分以上寝てしまった…。

すごくシンプルで、オルタンスに襲いかかる「試練」といってもそんな同情するものでもなく、
起伏の少ないお話でした。

2661/13031″ target=”_blank” rel=”noopener noreferrer”>

では次の記事から授業のおさらいをば…

映画パンフレット 「恋愛小説ができるまで」 監督 クリスチャン・ヴァンサン 出演 ファブリス・ルキーニ/ジュディット・アンリ/モーリス・ガレル/マリー・ビュネル